【ご報告 帰国のお知らせ】
こんにちは。TAMAMIAKIBA ART事務局です。秋葉たまみがこのたびバンコクから日本へ完全帰国いたしました。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
以下、秋葉たまみ本人からのご報告メッセージをお伝えいたします。

今年5月にタイ・バンコクへ、現地のタイ人起業家の方から海外での活動の機会をいただいたことをきっかけに、自分自身の可能性を試したいという思いで渡航いたしました。
バンコクでは日本人の子どもたちを中心に自らのアートスクールを立ち上げ、同時に自分のアート活動も続けてまいりました。
約5か月間で20名の生徒を迎えることができ、多くの学びと喜びを得ることができました。
しかしながら、治療を要する疾患が見つかったことと、ビザの継続に関わる問題により、10月にやむなく完全帰国する決断をいたしました。
疾患は通院が必要ではありますが深刻なものではなく、保険のない海外での一人暮らしが難しいとの判断によるものです。
ビザの件につきましては、バンコクでコンドミニアムを貸してくださっていたタイの大企業トップのオーナー様のご配慮により、王立芸術大学「ポーチャンアカデミーオブアート」にて講師としての就労ビザ取得の話が進んでおりました。
しかしながら、このまま受け入れてしまうとタイに縛られ、英語やタイ語を駆使しながら100%教師として奔走し続ける覚悟が必要であり、現状の体調や環境を考えると務まる自信がありませんでした。
帰国後に疾患の詳細が明らかになり、この決断はやむを得ないものであると受け止めております。
ただし、すべてを断ち切るのではなく、スクールの場所が決まり次第、副校長ではなく日本文化科の特別講師やプロデューサーとして設立に関わる形で活動を続けていく予定です。
教えることは私の天職である一方で、それだけが私のすべてではありません。私はアーティストとしての自分も大切にし続けたいと思っております。
この選択が正しかったのかは今も模索中ですが、オーナー様からはいつでも戻ってきてほしいとの温かい言葉をいただいております。
それでも、自分に嘘をつかず、自分の物語を生きるために、この道を選びました。
バンコクで出会った20人の生徒たちには申し訳ない気持ちでいっぱいですが、「副校長」という立場よりも「文化を紡ぐプロデューサー」として、自分の信じる道を全力で歩む姿を日本から示していきたいと思います。
オンラインでつながっている子どもたちもおり、重く考えすぎず、身体を大切にしながら次のステップに進んでまいります。
楽しかったバンコク生活。死ぬときに、必ず思い出す経験となりました。
人生、必ずよい方向にいくようになっている。
一見不幸にみえることの側面には必ずよいことがまっている。
私はこのバンコク生活で、家族の大切さを再認識し、
また、日本人としてこれからどうあるべきかも考えました。
タイの王立芸大の学長と、
タイの有数の財閥のトップに認めていただき、
何のバックアップもない中、海外で一人で20人の生徒をつくり、
自分の光の強さも認識しました。
これ以上の自分へのお土産はないでしょう。
ゼロからの出発ではなく、10000からの出発、楽しんで生きていきます。
5月に旅立ってから賞味4.5ヶ月、たったそれだけかもしれないが、本当に私、がんばったー!
これからいろいろ経験したことを日本から発信していきます。
タイでお世話になったみなさま、ありがとうございました!
日本からまたよろしくお願いします!
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